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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。
北海道はここ2週間ほどで急に肌寒くなりましたね。
みなさま、風邪などひかず、お元気におすごしでしょうか。
9月10日に、恵庭市生涯学習施設「かしわのもり」のオープン記念式典がありました。
瀬戸口先生、46期の小倉さん、63期の植地さん、高梨さん、田中さん、
64期の坂本さん、研究室の学生7名で参加しました。
式典の中では、施設設計アドバイザーとして、瀬戸口先生が感謝状を贈呈されました。
67期の私たちは壁色の検討を少しさせていただきましたが、
ずっと基本設計など検討されてきた先生と先輩方は、感動も一入だったと思います。
本棚には早速本が並べられていて(画になりますね!)、
子どもたちが壁の開口から顔を出して遊んでいたりと、
これからの使われ方が楽しみになる1日でした。
修士1年 日下
研究室では、4年生の院試も無事終了し、卒論執筆に向けて日々研究に励んでいます。
さて、本日は研究室で行った共同住宅改修プロジェクト【N13】についてご報告させて頂きます。
このプロジェクトはちょうど1年前、2015年8月ころから開始しました。
最初は、いくつか絞った対象に対し、彼らが暮らしやすい住宅を提案しました。
・多忙で家にいる時間の少ない単身世帯の若者が、僅かな時間を快適に過ごせる家(若者単身者型)
・北大に来る留学生や研究者が中長期滞在でき、滞在者同士が集まることが出来る家(中長期滞在型)
・片親で仕事が忙しい親が、家事の負担を軽減し、子どもとふれあう時間を確保出来る家(子育て支援型)
・親世帯と子世帯が適度な距離で近居することのできる家(近居・育孫型)
そのなかでも、特に1つ目の若者単身者型の改修を実施しました。
こちらは提案時のプランです。
ここからさらに、座面の色や素材、ドアノブや照明などディティールの検討を重ね、4月下旬についに完成しました。
こちらは検討時に作成したイメージパースです。
そして完成した内観です。
既にOBさんが遊びに来て下さったりもしています。
カーテンや家具などを入れてみると、また雰囲気が変わります。
大学からとても近い場所にあるので、研究室でも、どんどん活用して行きたいと思います。
沢山ある棚も、これから何を入れていくか楽しみです。
修士2年 北原
最近の北大では、北海道の夏らしい心地の良い日々が続いています。
北大でも先日ビアガーデンが開催されすっかり夏本番という感じです。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、この度、瀬戸口剛教授が
「風雪の影響を低減する都市設計シミュレーションの開発」において、
第18回国土技術開発賞 創意開発技術賞を受賞されました
「風雪の影響を低減する都市設計シミュレーションの開発」では、雪や寒さなど冬季の屋外環境が厳しい積雪寒冷都市において、屋外公共空間での風雪の影響を低減するため、粉体風洞装置を用いた都市設計シミュレーションを開発しました。
この手法は、従来にはない先駆的な都市設計手法です。
私たちも実際に社会の最先端で貢献するという意識を改めて抱きながら、研究を続けていきたいと感じました。
また4月に、ロシア・ウラジオストクにある極東連邦大学で開かれた、「INTERNATIONAL YOUTH FORUM OF ARCHITECTURE AND DESIGN」に研究室修士1年4名が卒業設計を応募し、2名が賞を頂くことが出来ました。
松田かりん「The Tower of The Research Facility and The Museum for The Man-made Forest」
▶Diploma Ⅰ degree section “ARCHITECTURE”
樫村圭亮「Ruin of Last Swamp」
▶Diploma Ⅱ degree section “ARCHITECTURE”
▶Green award
太平洋国立大学でのフォーラムと同様に、このような機会をいただけたことは、私たちにとって本当に貴重な経験となりました。
研究においても設計においても、研究室の理念である「最先端」「国際的な活動」の重要さを強く感じ、今後につなげて行きたいと思いました。
今後とも研究室として発展していけるよう頑張りますので、
どうぞ宜しくお願い致します!
修士1年 樫村
今回はご報告が遅くなりましたが、6月25日(土)に北海道職業能力開発大学校で開催された北海道支部研究発表会に関してご報告させていただきます。
研究室からは、私たち修士1年の学生5名が参加させていただきました。以下、各タイトルになります。
○樫村圭亮
人口激減都市における集約型コンパクトシティに向けた拠点像
○日下みのり
積雪寒冷都市における寒冷移行期の都心オープンスペースでの利用行動
札幌市都心部北3条広場での環境調査と都市デザイン
○松田かりん
地方小都市における人口減少を抑制するためのまちづくり
○横山翔太
風雪シミュレーションを用いた新市庁舎建設計画プロセスの開発
北見市新市庁舎建設計画における屋外環境・エネルギー評価
○和田修一
新エネルギー活用に向けたコンパクトシティの拠点形成
初めての学外での論文発表だったので、少しドキドキしながらも5人全員無事に発表を終えることができました。また、松田が優秀講演奨励賞をいただきました!応援してくださいました皆様、ありがとうございました。
8月24日(水)からは、いよいよ2016年度日本建築学会大会が九州にて開催されます。こちらも頑張りたいと思います!修士1年はみんな北海道出身なので九州で夏バテしないよう気を付けます!
修士1年 松田
研究室では、今月16日にロシアへ帰国するクリヴォロチコ・マルガリータとパウカエア・アナスタシアの送別会を行いました。
ケーキのメッセージプレートには『Спасибо,Пока(スパシーバ、パカ)』
ロシア語で『ありがとう、じゃあね』の意味です。
残念ながら、ナースティアは風邪で体調を崩してしまったようで欠席でした。皆で書いたメッセージカードを読みながら、帰国前には元気になってほしいと思います。
今月21日には、4年生の4人(樫村、日下、松田、和田)がハバロフスクへ行き、太平洋国立大学のフォーラムに参加します。
土木から参加する羽根君と森君とも顔合わせを行いました。
フォーラムへ参加する4年生はプレゼンテーションや作品の出展準備などで忙しそうですね。是非、ロシアを満喫してきて下さい。
この日は、修論発表を終えた修士2年生のお疲れ様会と、1月生まれの久保山さんと松田のお誕生会も併せて行いました。
修士2年生の皆様、お疲れ様でした!
そして久保山さん、松田、遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます!
お祝いごとが多い一日。皆さま、お疲れ様でした。
修士一年 北原