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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。

2024.04.26
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2012.02.10
こんにちは。
先日卒計も全体講評は終わり、4年生全員選抜に向けて取り組んでいます。
そして、昨日修論発表が終了しました!!!!
短期間で大変そうでしたが、M2の先輩方の素晴らしい研究内容と発表にただただ圧倒されました!!
自分もあと1年後にこんなレベルに達することができているのかなと不安に刈られましたが・・・
先輩方本当にお疲れさまです。
詳しい報告はまた後日あると思いますのでお楽しみに!


さて、小篠先生とM2、M1有志で取り組んでおります「ナエボまちづくりカフェ」に大きな進展がありました!

年末に建築チームで空間スタディをして大方の改修イメージができ・・・
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2月8日に解体工事をしました!!
この日は修論発表前日ということでM1長尾と林原2人での参加でした。

いつものメンバーの他に苗穂の企業部会の方もおられ、店内は満杯の状態でした。
そしてなかなかの荒々しい作業・・・

金槌もあまり持ったことがない私達は、金槌で釘を抜くにもものすごい手こずっていました。
その隣では企業部会の職人さん達の素早く、豪快な解体作業が・・・

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お手伝いどころか邪魔しに来ただけではないか!?と申し訳なく思いながらもなんとかお力になれるようがんばりました!そして最後には金槌とも少しお友達になれました。

作業のbefore→afterです!!!

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※写真はnorterncrossBLOGより

まだ2階の解体もありますし、細かいところは終わっていませんが、天井や小上がり、カウンターがなくなっただけでとても広く感じました。少しだけ改修後のイメージができるように・・・

2月中にもう一度解体工事を行い、3月に改修、4月には住民の方との左官工事を行う予定です。
自分で考えた空間を自分の手によって作っていくことをこのプロジェクトで始めて体験しました。
やはりものづくりっておもしろい!と実感しながら楽しく参加させていただいています。

まだまだこれからですが、出来上がりがとても楽しみです!!!

当日はテレビ局や新聞社などたくさんのメディアの方が取材に来られました。
2月9日(木)の北海道新聞にも掲載されました。
418913_329923880380121_185934058112438_953235_825319835_n.jpg※大島さんより











下記northencrossさんのBLOGでナエボカフェの進行状況を確認できます!ぜひご覧ください。
http://www.northerncross.co.jp/naebocafe/?p=107


修士1年 林原麻莉


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2012.01.11
新年明けましておめでとうございます。
本年も研究室一同、精一杯がんばって参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

さて、正月も過ぎて卒計と修論の提出が迫って参りました。
そこで、冬休みが明けた6〜7日に卒計・修論合宿を行いました。

行き先は夕張郡栗山町にあります、「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」です。
ここは北海道に現存するなかで二番目に古い小学校を、2009年に象設計集団によって改修されたセミナーハウスです。
コカ・コーラ教育環境財団が主催する環境学習や環境フォーラムの拠点として建設されたようですが、部活動の合宿所としても使われています。

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▲施設外観

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▲廊下

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▲廊下と階段

塗装し直され、天井を抜いて吹き抜け空間になったり、階段が付け替えられたりと少々の改修は行われているものの、床や階段の軋む感じや扉の開閉の音に懐かしさが感じられ、暖色の照明とともに暖かい空間が広がっていました。

6日お昼ごろ出発し、到着後は修論と卒計の個別チェック
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夕食は給食時間を思い出させる、廊下でのバイキング
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夕食で少々休憩をした後…
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部屋で夜な夜な行われた卒計ゼミ
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先生や修士からたくさんの厳しい言葉を受け、気分が下がったまま、翌朝に向けて徹夜で作業した模様です。※M1はぐっすり眠りました。
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7日も朝から修論ゼミを行い、修論の進度と今後の方向性について発表し、意見を言い合いました。
そして再び卒計個別チェックにて徹夜の成果を披露。
今回の合宿は、卒計や修論を進める上での通過点として、冬休み中もこれに向けて走り続け、また当日も極限まで集中して24時間耐久で取り組む機会となりました。
B4、M2の方々は疲労の色が隠せませんが、今後への目標や課題も見えてきたのではないのでしょうか。
M1も来年のことを考えるとのほほんとしていられないなと、焦りを感じた機会でした。

卒計の提出は1月31日、発表は2月2日、修論の提出は2月6日、発表は2月9日となっています。
あと3週間・・・今後さらに慌ただしくなっていくと思われますが、M1の私達も研究室メンバーの力となれるようサポートしていきます。

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修士1年 林原麻莉
2011.12.07
12月5日、ついに4年生の卒業論文のプレゼンテーションを迎えました。

当日は朝から、というか深夜からばたばた。
チームのマスターと発表練習を繰り返します。

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そして、本番。


植地剛くん
「地方中核都市における木造コンパクトシティの提案
 ー釧路市の中心市街地における都市モデルー」

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何度も釧路に行き、低層・木造の都市モデルを提案しました。
しっかりとした発表で、良いトップバッターを切ってくれました!


岡部優希さん
「人口激減都市夕張における縮小型都市構造にむけた相互プランニングプロセス」
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夕張に2週間寝泊まりしながら縮小型都市像の計画をつくりました。
しっかり発表でき、受け答えも完璧でした!


高梨潤くん
「積雪寒冷都市における風雪シュミレーションを用いた高密市街地の配置計画プロセスの開発
 ー札幌市光星地区を事例としてー」
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実際に該当地区の模型をつくり旭川に泊まり込んで風雪シュミレーションを行いました。
発表が本当に上手で、難しい数式に関する質問にもすらすら答えていました!


田中元くん
「路面電車による都心回遊行動の誘発と都心構造の形成
 ー札幌都心部を事例としてー」
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路面電車利用者の行動パターンを調査し、都心部の回遊性について分析しました。
しっかり発表でき、アニメーションを駆使した発表がとても分かりやすかったです!


皆しっかりとした発表と受け答えができ、とてもいいプレゼンテーションをしていました!
本当にお疲れさまでした!!!!


本番終了後は、研究室の共用スペースで4年生お疲れさま会を開きました。

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全てを終えた4年生の笑顔が、とても生き生きしています。


これまで、ご指導頂いた先生方と。本当に有り難うございました。

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マスタ−の皆さんも、サポートお疲れさまでした。
【チーム釧路】M2野村 M1松田 B4植地 
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【チーム夕張】M2高橋 M1長尾 B4岡部
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【チーム風雪】M2山田 M1佐藤 B4高梨
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【チーム市電】M2永島 M1林原 B4田中
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本当にお疲れさまでした。
修論や就職活動や卒業設計やプロジェクトなど、休む間もなく研究室メンバーは次に動きだしています。

これからも皆で力を合わせながら、頑張っていきましょう。


修士1年 長尾美幸
2011.11.19
今回は小篠先生とM2(一條、高橋、永島、山田)、M1(長尾、林原)が関わらせていただいている苗穂まちづくりカフェのプロジェクトについてご報告いたします。

苗穂駅周辺のまちづくりの一環として、現在まちづくりカフェを計画しています。このカフェは周辺住民のみならず広域の市民が集い、コミュニケーションや交流を図り、苗穂地区の活性化の拠点となるような場を目指しています。

札幌市、ノーザンクロスさんの先導のもと、苗穂地区に住む方や、商店の方や、建築家、お寺の住職さんなどさまざまな方と一緒に企画チームを結成し、コンセプトづくりから、建築の設計、施工まで行っていく予定です。
このチームには4講OBの近藤さんや大島さん、OGの増田さんもおられ、和やかなムードの中、話し合いを進めています。

そして先日はカフェとなる店舗の建築の実測調査を行いました。
Various Designの小林直樹さんによる木造建築のミニ講座のあと、店舗の壁を剥がして老朽度を調査しました。

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なかなかの腐敗で、コンクリートまでももろもろにくだけてしまう始末…まさにリフォーム番組でよく見るような光景を間近で拝見させていただきました。
限られた予算のなかで材料を確保し、施工を行っていかなければならない状況の中、基礎工事にも手を加えなければならなそうな予感です。皆絶句の状況でした。

そして、先輩の大島さんに実測の仕方等を教わりながら店舗の実測調査を行いました。

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これまで、実測というものをあまり経験してこなかったので、戸惑いながらも大方の寸法を測り、学校に持ち替えって図面を作成しました。

今後、カフェのコンセプトを洗練させながら、店舗のデザインについても議論していくようです。
地区の方々と熱く議論しながら、地区の将来像を語り、ソフト計画から、実務的なハード計画まで、ダイレクトに携わることのできるこのプロジェクトは、他のプロジェクトとは別の楽しさがあります。

まちづくりカフェの完成が大変楽しみです。また進行状況を報告させていただきます。

修士1年 林原麻莉
2011.11.14
こんにちは。
今回は瀬戸口先生とM1が関わらせていただいている、豊富町定住支援センターのプロジェクトについてご報告させていただきます。

現在計画中の豊富町定住支援センターは道北の豊富町の中心部に平成25年度に完成予定です。
敷地面積6ha、施設延べ床面積約2800㎡で、内容は保健センター、社会福祉協議会、多世代交流センターの複合機能です。

豊富町まちづくり協議会の座長を努めておられる瀬戸口先生が、初期計画から関わって来られました。昨年度に住民ワークショップなどを通じて①こどもから高齢者まで、あらゆる世代が気軽に利用できる②多世代がふれあえる③ゆるいコミュニティ④まちなかに賑わいをつくるというコンセプトが決定されました。
そして、今年度の基本計画段階から私達M1も参加させていただいております。

8月のプロポーザルでアトリエブンクさんが設計を担当されることが決まり、現在はワークショップを行って、配置計画などのスタディーが行われております。

その住民ワークショップが10月2日と11月6日の2回行われて、利用者の利用イメージや使い方の希望等の意見を活発に出していただきました。

様々な世代、目的を持った方が利用されることになる施設であり、そのような複合施設というメリットを最大限に活かすため、できるだけオープンに、それぞれの機能同士が視線が通じたり、気軽に行き来できるということが計画のコンセプトとなっております。
よって、できるだけ多くの方の意見をお聞きし、それぞれの希望やイメージを調整することが重要となりました。

第1回目(10月2日)はまず、参加者全員で敷地を観に行き、施設や機能が建つ範囲を視察して施設のイメージをしました。そして、3つのグループに分かれてそれぞれの部屋をどのように使いたいかという意見を出していただきました。
M1にとっては初めてのワークショップの進行で少々戸惑いましたが、中学生からお年寄りまでが活発に意見を出していただき、多くの利用イメージを収穫することができました。
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第1回の結果をもとに、アトリエブンクさんがたたき直した配置プランをもとに、第2回目ではそれぞれの利用日や時間帯を考えていただき、より具体的な利用イメージをしていただきました。
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どの機能においても平日休日ともに朝から晩まで、多くの利用希望があり、その調整が難しいほどでした。この施設に昼夜たくさんの方が訪れ、にぎやかに利用されることが想像され、こちらも大変楽しみとなりました。

この結果をもとに、実施設計が進められる予定です。私達の役目はしばし休憩ですが、より良い施設となるよう、勉強させていただきながら、尽力を尽くしていきたいと思います。

また最北に近い豊富町は広大な牧場と自然が豊かなまちであり、私どもも豊富に行くたびに様々な場所を見学させていただいております。(2011年4月のプログ参照)

夏は利尻富士登山の予定でしたが、スケジュールと天候の関係で断念・・・今回はサロベツ湿原に訪れました!!

まずは、サロベツ湿原センターでサロベツ湿原についての勉強をしました。
地形変動により、泥炭が何層にも重なって蓄積された湿原で多くの生態系が形成されていましたが、道内でも有数の泥炭の採掘場となり、その姿は一変したようです。しかし、また現在では湿原の再生・保存が活発に進められ、美しい風景を取り戻しています。
そのような過去の歴史や教訓をしっかりと心に焼き付けるような展示がされており、大変印象深い施設でした。
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湿原センターの設計はアトリエアクさんです。




そして・・・・
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見渡す限り湿原!!!


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野鳥の飛来も見ることが出来ました。


もうアシなどが枯れてしまっていますが、夏には美しい湿地植物が咲くようで雄大な景色が見られるそうです。登山とともにリベンジです。

このようなプロジェクトを通じて、様々な地域に足を運び、様々な体験をして、その土地の特産を食べるなど学業以外の経験もさせていただいてる環境に大変感謝しております。
また、行政の方々やその他関係主体の方々とのやり取りをし、身近でお仕事の様子を拝見させていただき、実務的な能力も吸収させていただく機会となっています。

近頃はプロジェクトで大忙しですが、今後もそれぞれの地域のお役に立てれるようがんばっていきます。




それでは、みなさま豊富牛乳をよろしくお願いします。

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修士1年 林原麻莉
 

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