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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。
2012.05.11
5/10日に行われました第8回島松地区まちづくり市民委員会についてご報告致します。
今回は新M1の4名も加わりM2含めた8名でワークッショプに参加し、住民の方々と一緒に議論を交わしました。
本ワークショップでは、現在進行中である島松駅への図書館、市役所支所の複合化、及びに島松駅前商店街活性化に関して、住民の方々の思う改善点、提案を各テーブル6つのグループに分かれて、議論しました。
前半は、島松駅前の模型をもとに、瀬戸口教授からの島松地区の良さを活かすための幾つかのポイントをお話して頂き、その後は先日オープンした稚内駅再開発「キタカラ」を事例に、駅を中心としたまちづくりに関する簡単なレクチャーをして頂きました。
その後、各テーブルごとに地図を囲み、駅複合化に際してどのような場所があると住民の方々が訪れやすいのか。また、島松軟石を用いた「夢創館」の利用方法や商店街の活性化に向けた朝市の開催や、地域の茶の間の設置など、高齢者の方々だけでなく若い世代の方を含めた駅周辺の活性化について議論しました。
最終的に議論の内容を参加者全員で共有する為に、各グループから一人説明担当者を決め意見のまとめを住民の方を中心に発表して頂きました。
ここでは、若い方の自分のまちに対する思いや、昔のまちの賑わいを取り戻したいという気持ちなどを積極的に発表して頂き、島松に住む方々のまちに対する思いの強さを感じる事が出来ました。
現在は、まだ具体的な駅のデザインや商店街活性化の方法を詰めて考える段階までは至ってませんが、今後もこのような対話を通して、徐々にではありますが、一歩ずつ、島松を良くする為に自分たちが何が出来るのかを住民の方々と一緒に考えて行きたいと思います。
修士1年 植地剛
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