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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。

2025.05.20
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2011.11.19
今回は小篠先生とM2(一條、高橋、永島、山田)、M1(長尾、林原)が関わらせていただいている苗穂まちづくりカフェのプロジェクトについてご報告いたします。

苗穂駅周辺のまちづくりの一環として、現在まちづくりカフェを計画しています。このカフェは周辺住民のみならず広域の市民が集い、コミュニケーションや交流を図り、苗穂地区の活性化の拠点となるような場を目指しています。

札幌市、ノーザンクロスさんの先導のもと、苗穂地区に住む方や、商店の方や、建築家、お寺の住職さんなどさまざまな方と一緒に企画チームを結成し、コンセプトづくりから、建築の設計、施工まで行っていく予定です。
このチームには4講OBの近藤さんや大島さん、OGの増田さんもおられ、和やかなムードの中、話し合いを進めています。

そして先日はカフェとなる店舗の建築の実測調査を行いました。
Various Designの小林直樹さんによる木造建築のミニ講座のあと、店舗の壁を剥がして老朽度を調査しました。

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なかなかの腐敗で、コンクリートまでももろもろにくだけてしまう始末…まさにリフォーム番組でよく見るような光景を間近で拝見させていただきました。
限られた予算のなかで材料を確保し、施工を行っていかなければならない状況の中、基礎工事にも手を加えなければならなそうな予感です。皆絶句の状況でした。

そして、先輩の大島さんに実測の仕方等を教わりながら店舗の実測調査を行いました。

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これまで、実測というものをあまり経験してこなかったので、戸惑いながらも大方の寸法を測り、学校に持ち替えって図面を作成しました。

今後、カフェのコンセプトを洗練させながら、店舗のデザインについても議論していくようです。
地区の方々と熱く議論しながら、地区の将来像を語り、ソフト計画から、実務的なハード計画まで、ダイレクトに携わることのできるこのプロジェクトは、他のプロジェクトとは別の楽しさがあります。

まちづくりカフェの完成が大変楽しみです。また進行状況を報告させていただきます。

修士1年 林原麻莉
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2011.11.14
今年も本格的な冬が近づいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
研究室では4年生が卒業論文提出に向けて、日々徹夜の戦いを繰り広げています。

今回はご報告が送れていましたが、10月18日に瀬戸口先生の誕生日会(今年で49歳)の様子をご報告します。

当日は、日頃お世話になっている感謝を込めて研究室生みんなで購入したケーキで、瀬戸口先生を囲みながらお祝いをしました。

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[写真:誕生日会風景]

当日は会議がいくつかあり、一同ほっと一息といった和やかな誕生日会となりました。
今後とも研究室生一同ご指導の程、よろしくお願い致します。

修士1年 松田
2011.11.14
鉛色の雲の隙間から差す太陽の光が、乾いた紅葉を照らしています。
もうすぐそこまで、冬が来ています。
もうすぐそこまで・・・

12月2日の卒論提出を目前に、4年生は焦りと不安の中、時々発狂しながらも、先輩の優しく力強いサポートに助けられながら、各々論文作成に励んでおります。

そんな中、とても嬉しいことがありました。
現在社会人として活躍されている先輩方から差し入れをいただきました。先輩が届けてくれた段ボールの中には、これからを乗り切るための沢山のエネルギーと、精神的によれよれになっている私たちを元気づけてくれるあたたかいメッセージが入っておりました。
研究室まで届けてくださった生沼さん、永谷さん、増田さん、遠方から送ってくださった石黒さん、渡部さん、本当にどうもありがとうございました。

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学部4年 岡部


2011.11.14
こんにちは。
今回は瀬戸口先生とM1が関わらせていただいている、豊富町定住支援センターのプロジェクトについてご報告させていただきます。

現在計画中の豊富町定住支援センターは道北の豊富町の中心部に平成25年度に完成予定です。
敷地面積6ha、施設延べ床面積約2800㎡で、内容は保健センター、社会福祉協議会、多世代交流センターの複合機能です。

豊富町まちづくり協議会の座長を努めておられる瀬戸口先生が、初期計画から関わって来られました。昨年度に住民ワークショップなどを通じて①こどもから高齢者まで、あらゆる世代が気軽に利用できる②多世代がふれあえる③ゆるいコミュニティ④まちなかに賑わいをつくるというコンセプトが決定されました。
そして、今年度の基本計画段階から私達M1も参加させていただいております。

8月のプロポーザルでアトリエブンクさんが設計を担当されることが決まり、現在はワークショップを行って、配置計画などのスタディーが行われております。

その住民ワークショップが10月2日と11月6日の2回行われて、利用者の利用イメージや使い方の希望等の意見を活発に出していただきました。

様々な世代、目的を持った方が利用されることになる施設であり、そのような複合施設というメリットを最大限に活かすため、できるだけオープンに、それぞれの機能同士が視線が通じたり、気軽に行き来できるということが計画のコンセプトとなっております。
よって、できるだけ多くの方の意見をお聞きし、それぞれの希望やイメージを調整することが重要となりました。

第1回目(10月2日)はまず、参加者全員で敷地を観に行き、施設や機能が建つ範囲を視察して施設のイメージをしました。そして、3つのグループに分かれてそれぞれの部屋をどのように使いたいかという意見を出していただきました。
M1にとっては初めてのワークショップの進行で少々戸惑いましたが、中学生からお年寄りまでが活発に意見を出していただき、多くの利用イメージを収穫することができました。
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第1回の結果をもとに、アトリエブンクさんがたたき直した配置プランをもとに、第2回目ではそれぞれの利用日や時間帯を考えていただき、より具体的な利用イメージをしていただきました。
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どの機能においても平日休日ともに朝から晩まで、多くの利用希望があり、その調整が難しいほどでした。この施設に昼夜たくさんの方が訪れ、にぎやかに利用されることが想像され、こちらも大変楽しみとなりました。

この結果をもとに、実施設計が進められる予定です。私達の役目はしばし休憩ですが、より良い施設となるよう、勉強させていただきながら、尽力を尽くしていきたいと思います。

また最北に近い豊富町は広大な牧場と自然が豊かなまちであり、私どもも豊富に行くたびに様々な場所を見学させていただいております。(2011年4月のプログ参照)

夏は利尻富士登山の予定でしたが、スケジュールと天候の関係で断念・・・今回はサロベツ湿原に訪れました!!

まずは、サロベツ湿原センターでサロベツ湿原についての勉強をしました。
地形変動により、泥炭が何層にも重なって蓄積された湿原で多くの生態系が形成されていましたが、道内でも有数の泥炭の採掘場となり、その姿は一変したようです。しかし、また現在では湿原の再生・保存が活発に進められ、美しい風景を取り戻しています。
そのような過去の歴史や教訓をしっかりと心に焼き付けるような展示がされており、大変印象深い施設でした。
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湿原センターの設計はアトリエアクさんです。




そして・・・・
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見渡す限り湿原!!!


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野鳥の飛来も見ることが出来ました。


もうアシなどが枯れてしまっていますが、夏には美しい湿地植物が咲くようで雄大な景色が見られるそうです。登山とともにリベンジです。

このようなプロジェクトを通じて、様々な地域に足を運び、様々な体験をして、その土地の特産を食べるなど学業以外の経験もさせていただいてる環境に大変感謝しております。
また、行政の方々やその他関係主体の方々とのやり取りをし、身近でお仕事の様子を拝見させていただき、実務的な能力も吸収させていただく機会となっています。

近頃はプロジェクトで大忙しですが、今後もそれぞれの地域のお役に立てれるようがんばっていきます。




それでは、みなさま豊富牛乳をよろしくお願いします。

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修士1年 林原麻莉
 

2011.11.13
札幌では寒さが増してきました。
少し遅れましたが、11月1日に行なわれました現在、瀬戸口先生のお仕事で、修士1年も参加させて頂いている島松駅前再開発のプロジェクトの中での島松協議会について報告させていただきます。

島松駅から徒歩1分ぐらいの所にある、夢創館という所で行なわれました。



駅周辺の再開発ということで、駅周辺の機能も含めて、これからどういった方法で集約や、複合化させていくのかを積極的に議論していきました。
写真は、複合化による多世代交流の意義等について委員会の方に先生が説明している所です。



また、学生は、複合駅舎の事例についてプレゼンテーションさせて頂きました。
松田が発表しましたので、その姿を写真でアップしたかったのですが、写真が見当たらずその有志をお見せすることができません。残念です。


今回の協議会は議論が活発に行なわれ、非常に濃密な時間を過ごせたと思います。
島松の豊かな将来像をつくっていけるように、これからも学びながら頑張っていきたいと思います。

M1 佐藤

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