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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。

2025.07.08
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2012.05.23
こんにちは。札幌はようやく温かい日差しが感じられるようになりました。ですが夜はまだまだ寒いです。

今年度から新しくM1が関わらせて頂くプロジェクト「北見中央図書館建設事業」が始まりました。北見駅のすぐ裏に地域の図書館として、駅と直結するかたちで建築するプロジェクトです。
写真奥の駐車場の部分が敷地です。
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現在は、住民の方々とのWSを通しながら基本設計を考えていこうという段階で、先日そのWSにM1+8構の北条君(北見出身なので瀬戸口先生のご厚意により)が司会として参加させて頂きました。62期修了生のやまけんさんもわざわざ網走から駆けつけてくれました。ありがとうございます。
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まずはじめに瀬戸口先生より、今回の設計案のポイントとして3点説明がありました。
① 一般図書以外にも児童コーナーや視聴覚室など様々な機能が含まれていること
② 北見駅と直結すること
③ 地場産の木材を使うこと
そのポイントを踏まえた上で、住民の方々に、実際の使い方や各機能のゾーニングについてご意見を伺いました。皆さんとても熱心に考えていらっしゃって、とても多くの意見が出ました。僕たちもある程度議論の内容を予想して臨んだつもりでしたが、「道の駅としての機能も付けたらどうか」や「合併前の地区のコーナーもほしい」など全く予想もしていないアイディアも出て、その地域で暮らす人々の想いが伝わってきて嬉しくなりました。
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今回のWSで出た意見を反映させ、6月中旬にもう一度住民の方々とのWSが行われ、基本設計がまとまる予定です。少しでも多く深い意見が引き出せるように住民の皆さんと議論していきたいと思います。
 
修士1年 高梨潤
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2012.05.11

5/10日に行われました第8回島松地区まちづくり市民委員会についてご報告致します。

 

今回は新M1の4名も加わりM2含めた8名でワークッショプに参加し、住民の方々と一緒に議論を交わしました。

 

本ワークショップでは、現在進行中である島松駅への図書館、市役所支所の複合化、及びに島松駅前商店街活性化に関して、住民の方々の思う改善点、提案を各テーブル6つのグループに分かれて、議論しました。

 

 

前半は、島松駅前の模型をもとに、瀬戸口教授からの島松地区の良さを活かすための幾つかのポイントをお話して頂き、その後は先日オープンした稚内駅再開発「キタカラ」を事例に、駅を中心としたまちづくりに関する簡単なレクチャーをして頂きました。

 


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その後、各テーブルごとに地図を囲み、駅複合化に際してどのような場所があると住民の方々が訪れやすいのか。また、島松軟石を用いた「夢創館」の利用方法や商店街の活性化に向けた朝市の開催や、地域の茶の間の設置など、高齢者の方々だけでなく若い世代の方を含めた駅周辺の活性化について議論しました。

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最終的に議論の内容を参加者全員で共有する為に、各グループから一人説明担当者を決め意見のまとめを住民の方を中心に発表して頂きました。

ここでは、若い方の自分のまちに対する思いや、昔のまちの賑わいを取り戻したいという気持ちなどを積極的に発表して頂き、島松に住む方々のまちに対する思いの強さを感じる事が出来ました。
 

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現在は、まだ具体的な駅のデザインや商店街活性化の方法を詰めて考える段階までは至ってませんが、今後もこのような対話を通して、徐々にではありますが、一歩ずつ、島松を良くする為に自分たちが何が出来るのかを住民の方々と一緒に考えて行きたいと思います。

 

 

修士1年 植地剛

 
2012.04.29

ぽかぽかと暖かい日が続いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ご報告が遅れましたが、先日行われた新入生歓迎会の様子をお伝えいたします。


*お料理準備* 
去年卒業された先輩方からいただいた宮分の包丁で調理。あまりの切れ味のよさに驚きの表情…笑
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*スタート!*
あわただしいながらも無事料理がそろい…歓迎会がはじまりました。
この日もお忙しい中、たくさんのOBの方々が駆けつけてくださいました。どうもありがとうございます。

*新メンバー*
ではさっそく…新しい仲間の紹介です!
茨城県出身、前田孝輔君!
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砂川市出身、坂本昌士君!
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名古屋市出身、奥野哲也君!
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同じく名古屋出身、中島望さん!
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剣淵町出身、尾門あいりさん!
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元気な5人が集まりました。
これからともに研究室で活動するのがとても楽しみです。


*新メンバーへのサプライズ!*
感動的な(?笑)ビデオ上映の後、研究室から新メンバーへのサプライズ!
これからきっとたいへんなこともあるけれど、一緒に頑張っていきたいです。
そんな思いを込めて!
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これは、去年卒業された野村さんが東京から送ってくださりました、シャンパン、「QUATRO」。フランス語で「4」を意味します。
おいしくいただきながら、野村さんの後輩への熱いメッセージを心に刻みました。

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本格的に指導し始めた2012年度4コー。
どんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。





 

 
2012.04.11
こんにちは。札幌もようやく温かくなり少しだけ春を感じられるようになりました。

4月8日(日)も60期修了生が研究室に集合いたしました!
修了生が全員揃うことは、修了以来初めてです。
在学生で歓迎いたしました!

まずは軽食を食べながらそれぞれ近況報告を
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在学生を代表して学内最優秀賞、JIA北海道支部銀賞、AIJ北海道支部銀賞を獲得したM1の田中が卒計作品を発表
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修了生からは鋭くためになるコメントをたくさんいただきました。
それぞれの鋭く的確にアドバイスされる姿を久しぶりに拝見し、2年前4年生の私にとって憧れの存在であった当時のM2の姿が蘇りました。

そして、修了生の渡部さん、石黒さんからは現在携わられているお仕事のお話をしていただきました。
どのプロジェクトも大変興味深いものであり、実務の現場で活発にご活躍されていることがうらやましく感じました。

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先輩方との久しぶりの再会の機会でしたが、仕事のお話や、研究室生活、就活などに関する様々なアドバイスを頂き、研究室メンバーにとっても大変刺激となりました。
研究室での3年間で都市計画、まちづくり、建築に関する様々な知識と考え方を身につけ、自分なりの考え方や価値観を構築し、それを活かしながら社会においてそれぞれの方面でご活躍なされている先輩方の姿は大変活き活きとしており、私達もがんばらなくてはと大変励まされました。

お仕事が大変そうですが、また研究室に遊びに来ていただいて、私達にはっぱをかけていただきたいです。
お待ちしております。
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そして・・・今回先輩方が集合された本当の目的は・・・
先輩方がM2のときに基本設計を行われた「恵庭市ふれあいセンター」が先日竣工し、その見学のためにはるばるいらしたのです!!同じく4講OBの小倉さんも共同で設計に携わられました。
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全体の構成としては、ホールを中心に学童スペース、会議室などのそれぞれの居室が突き刺さった構成となっています。
内部はそれぞれの空間をつくりながらもゆるくつながっており、利用する多世代の住民がそれぞれに活動しながらも、顔を合わせ、活動を感じ、ゆるく触れ合えることがコンセプトとなっています。

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道産材がふんだんに使用され、木のぬくもりが感じられるほか、大開口が開いており、温かい光があふれる空間となっています。
それぞれの思いが忠実に形になり、先輩方は大満足のご様子でした。

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今後外構の整備と家具の搬入等が行われ夏頃オープンの予定です。
ここで、子どもからお年寄りまで多くの住民の方が訪れ、にぎやかに活動をし、交流が育まれる様子を見るのが大変待ち遠しいです。恵庭市黄金地区にある恵庭ふれあいセンターにぜひお伺いください。

学生のときから設計に携わらせていただき、実際に形になることは大変喜ばしいことです。このような経験ができるのは4講ならではですし、機会をいただいた恵庭市役所担当者、設計事務所、施工業者のみなさまに大変感謝いたします。

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修士2年 林原麻莉
2012.04.05

こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますが、新学期となりました!!

研究室では、席替えを行い、研究室の活動目標を改め直すなど、新しい体制でスタートしました。
まだまだ慣れないですが、新M1、M2ともに研究室の活動や研究をさらに盛り上げていく所存でございます。今年度も温かく見守っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

さて、研究室のプロジェクトも今年度新たに始まろうとしていますが、平成22年度から計画が行われております、東川小学校移転建設計画は3年目に突入しております。
22年度は小学校舎の基本計画、23年度は小学校に付設する地域交流センターの活用に関する学社連携推進事業の基礎づくり(食育関連事業のソフトプログラムの検討)を中心に行って参りました。
今年度は、昨年度の後半から始まりました実施設計をアトリエブンクさんと共同で行っていく予定でございます。
そして、4月4日に北海道出身の彫刻家安田侃氏を招いて、東川小学校建設打ち合わせが行われました。
小学校ゾーンと地域交流センターゾーンをつなぐ「地域のたまり場」に安田侃氏の作品が置かれることとなっており、その作品イメージと建築空間づくりの調整を図ることが主旨となりました。


小篠准教授、アトリエブンクの加藤氏から建設計画の概要を説明していただいた後、安田氏から空間イメージについて意見をいただきました。

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安田氏の意見としては、
・作品が調和する場としてできるだけ大空間をつくること
・外の風景(田んぼと大雪山系)を借景とし、風景と作品と建築空間が一体的になるよう計画すること
・「地域のたまり場」は子どもが遊んだり、地域住民が本を読んだりと日常的に住民から親しまれる場となること・風景や作品を背景にコンサートやギャラリーなど地域活動の場ともなること
など空間のディテールにいたる多くの意見をいただきました。
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(建築棟のMUTSUMIホールを使って空間のイメージ)
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(安田氏による具体的な空間イメージ)
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(模型や図面を使って詳細なレベルやデッキのレベル、幅等の検討)

東川町は景観が大変美しいことから、毎年写真甲子園が開催されており、「写真のまち」として定着しています。
安田氏はそのことを非常に重視されており、「風景と作品と建築空間が一体的に入り込んだ写真」が撮られるイメージを強く意識されていたことが印象的でした。東川らしい風景に溶け込んだ作品が完成することが大変待ち遠しいです。

今後は安田氏の意見を踏まえ、アトリエブンクさんと共同で実施設計を進めていきます。
今後の計画の進行にご期待ください。

修士2年 林原麻莉
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北海道大学大学院 工学研究科 都市地域デザイン学研究室
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