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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。

2011.04.29
 4月もいよいよ後一日となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
北海道ではまだ夜が肌寒く感じられ、春本番にはもうしばらくといった所でしょうか。

昨日4/28(木)は第2回研究室会議が行われました。
テーマは「東日本大震災の復旧・復興に向けて」
内容①「仙台市の危険度判定の状況」 北海道庁都市計画課 椿谷様
②「岩手県沿岸地域の被災状況と被災者の声」 北海道建設新聞社 矢部様

お二人からは、東日本大震災発生後すぐに現地に入り調査・取材を行った際の体験談を基に、大変貴重なお話をしていただきました。レクチャーには他の研究室からも多くの学生が視聴に訪れており、テーマの関心の深さを伺い知ることができました。

椿谷様からは、被災地に入ってすぐに行った作業である「被災宅地危険度判定(仙台市)」の重要性をご説明いただきました。この作業は2次災害を防ぐ為の意味合いが大きく、また、その後市が定める「警戒区域指定」のためでもという意味合いもあるそうです。今回、調査地域が丘陵地であった事から、盛土した部分での地盤沈下や崩落といった、建物そのものよりも宅地の被害が多く見られたそうです。
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次に、矢部様からは実際に被災地に入って取材を行った際のエピソードを交えた貴重な体験談をしていただきました。中でも現地に入るまでの苦労が、震災の影響の深さを物語っていました。また、源地での取材から復興計画の難しさや課題が浮き彫りとなっていることを話してくださいました。
更に、今後の復興方針として、プランニングと現実のミスマッチを防ぐ為に、特定の場所をモデル的に展開し、その成果により他地域の再生を促すといった可能性の話もしてくださり、今後研究室で防災計画に関する議論を行う際の極めて重要な視点を投げかけてくださいました。
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現在も被災地ではがれきの山が数多く取り残され、インフラも全く機能しない状況が続いています。
震災における犠牲者の方々の遺体が今なお発見される現状から、学生が調査目的で被災地に入る事は極めて困難な状況にあります。したがって、今回のように実際に現地に入られた方々からお話を伺う事で、とても勉強になっただけでなく、震災の深刻さを改めて痛感させられました。

被災地の一日も早い復興が果たされます事を心よりお祈り申し上げるとともに、我々学生も個人として何かできることを見つけて、貢献していきたいと思います。
この度は貴重なお話をありがとうございました。

また、研究室に差し入れをしていただきました。
本当にありがとうございました。
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お詫びと訂正(2011.05.11):
本文の椿谷様の名前の記載が椿"屋"様と間違って表記していました。謹んでお詫び申し上げます。

修士1年 松田
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