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北海道大学大学院工学研究科 「都市地域デザイン学研究室」の学生によるブログです。

2009.06.19
 ご報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
6月8日に第4回研究室ゼミが行われました。

(ゼミのテーマ)
都市計画の射程④
『地域に積み重ねられてきた資本の把握と活用に向けて』

(想定していたOUTCOME)
①どんな資本が今まで積み重ねられてきたのか?
②どんなビジョンの基に資本をどのような実現手法を用いて活用しているのか?

(ゼミを通して)
・概念を考える時には日本とアメリカとヨーロッパではベースが、歴史的な背景とか文化的な価値観が全然違うんですよ。そこをどういう風に整理したの?そこがないとこれからの都市計画ということは簡単には語れない。 

日本とアメリカとヨーロッパを見るときの構造的な違い、同じ部分もあるんだけれども、違う部分というのは何かというのを見るという座標を持っていないと、そこの部分を今持ってないでぐちゃぐちゃとした話をしても意味がない。

社会資本という概念に着目するということと、内容について吟味するということは違う。

・概念というのは、そこの地位の宗教だとか、なぜその社会が成立してきたのかだとか、成立し続けるのかを構造的に理解しようとしなければ、ただ概念を移植しようというだけの話になる。

・社会資本という概念をベースにしながら日本はこれからの都市計画を考えていかなければならないと言って、今までの日本をぜーんぶ消しゴムで消してなかったことにしてまた移植するだけの話では意味がない。

・社会的共通資本って言うのを見ながら、じゃあ何が事例を見ながら君たちなりに発見できたのかって言うのがなかったんじゃないかなって思う。実際にクリエイティブに地域に入っていくときに何を知らなきゃいけないのかっていう部分の入り口と言うか、キーワードは見つけられなかったんじゃないかなって思う。

地域ごとで課題も違うし持っている資本も違っているんだけれど、結局何を支えるんだろうねって言うのも地域ごとには違っている。共通している部分もあるかもしれないし、そういう事も見る見方としては大事なんじゃないかな。なんのために計画をつくるのかっていうこととイコールなのかもしれないけれども。

今回のゼミでは昨年の反省を活かしながら、ソーシャルキャピタルや社会的共通資本といったものの内容をおさえるだけではなく、なぜそういった概念や考え方が生まれざるを得なかったのか、その背景とは何か、という部分を丁寧におさえていこうとしました。しかし、背景となるような各国・各地域の状況等を現象という視点ばかりで捉えてしまい、文化や風土といったものを考えなることが出来なかったため、ゼミの議論の座標や定規がずれてしまったものになってしまったことを大きな反省点として挙げなければならないと思います。初めての司会で反省点が多いゼミになってしまいましたが、まだ挑戦する機会が残っているので、この反省を活かしながら次回も頑張りたいと思います。

修士1年 千葉
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